小さい車でキャンプする。100の方法

北海道でコペンでキャンプしています。

episode0-01 小さい車を買う

50歳を過ぎた普通のサラリーマンが車を買う。

そう簡単なことではありません。

 

家族構成は、妻とaibo2匹。

マンションのローンも定年まで「きっちり」あります。

 

なぜ、私が車を買うことになったのか?

今まで日常使いしていた会社の商用ワゴン(ライトエースという小型貨物車)。

会社の体制が大きく変わり、日常使い禁止となってしまいました。

突然、日常生活の足がなくなってしまったのです。

 

私が住んでいる札幌は、交通機関が整備されているとはいえ、まだまだ車なしの生活は難しい。何かしらの車が必要なのです。

 

妻に相談すると「好きな車買って良いよ」とのお言葉。

自分の経済力からはじき出した予算は、冬用のスタッドレスタイヤやその他諸経費込み100万円位まで。現金購入すると決めました。

 

いろんなことを想像しながら、中古車屋へ。

あれかな?これかな?

 

そこに現れた白い小さな車。

 

いけない。いけない。

セカンドカーなんていうリッチな話じゃないんだよ、うちは。車は1台のみです。

 

いけない。いけない。

シートが2つしかないじゃないか!

 

いけない。いけない。

買い物の荷物入らないよ、きっと。

 

いけない。いけない。

この車高の低さは、冬乗れないだろうし。。。札幌の雪をなめるんじゃないよ!

 

ムムム。そうかい。試乗だけだよ。

 



なんていう、低いシート。乗りずらい。

ハンドルは。。。いいなあ。

エンジンかけていいの?そう。

ー良い音だなあ。これで、ノーマルマフラー?そう。良いね。

このボタンで、オープンになるの?

あー。気持ち良いねー。最高だねー。

これが前のオーナーさんの整備記録?ー毎年2回きちんとDAIHATSU

で点検受けてるね。大切にされていたんだね。。。

 

2週間後。

なぜか妻の「これ、いいね!」の大きな賛同をも得られて、この「小さい車」は、わが家の一員になりました。

初老のおじさんとおばさんが乗るには、少し気恥ずかしい気もするんですが。